金銀箔の歴史
日本に金銀箔が現れたのは詳しくは分かっていませんが、奈良・平安時代にはそれらを用いた芸術品が発見されています。
足利時代に建築された金閣寺、銀閣寺は特に有名ですが、豊臣秀吉の桃山文化には京都で金銀箔を多く使った芸術品が生み出されています。しかし、江戸時代には金銀箔の製造は幕府の統制下におかれ、明治維新後は箔屋の数も衰退していきました。
昨今の金銀箔のほとんどが金沢産と言われております。金箔はその用途(装飾・食用等)により厚さが異なりますが、0.2ミクロンから200ミクロンといわれています。
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