「金銀箔の歴史」
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金銀箔の歴史

日本に金銀箔が現れたのは詳しくは分かっていませんが、奈良・平安時代にはそれらを用いた芸術品が発見されています。
足利時代に建築された金閣寺、銀閣寺は特に有名ですが、豊臣秀吉の桃山文化には京都で金銀箔を多く使った芸術品が生み出されています。しかし、江戸時代には金銀箔の製造は幕府の統制下におかれ、明治維新後は箔屋の数も衰退していきました。

昨今の金銀箔のほとんどが金沢産と言われております。金箔はその用途(装飾・食用等)により厚さが異なりますが、0.2ミクロンから200ミクロンといわれています。

カラー純銀箔の特徴

「カラー純銀箔」とは元々手打ちの金属箔(主として銀箔)に合成樹脂と染料・顔料で着色コーティングされた商品です。
厚さは推定0.5ミクロンから3ミクロンくらい、大きさは平均109mm角が標準タイプです。金属箔の持っている薄く柔らかな性質と銀箔の光沢を活かして、さまざまな色(常時30〜50種類)に着色出来ます。純銀箔はそのままでは酸化して変色し易いので、箔の両面にコーティングを施す事によってそれを極力防止して好みの色に着色を施しています。
目下のところ、この様に着色されたカラー純銀箔は日本以外では存在しておりません。また、現在日本国内においても数件の企業のみこれらの加工を行っております。当社は他社に無い色のバリエーションと商品開発を試みております。

カラー純銀箔の種類

カラー箔のサンプル帳を御覧になりたい方はこちらから・・・

当社ではこの技法により、新光箔サングレート箔オリエンテート箔パステル箔を製造販売致しております。特に新開発したサングレート箔は、耐薬品性、耐摩耗性、耐光性に優れております。検査機関のテスト結果でも耐光性・汗・ドライクリーニング(石油系)において全て4〜5等級の報告を受けています。
この結果、従来の伝統工芸の分野(西陣織・京友禅・屏風・ふすま・扇子etc)に加え、最近ではネイルアート、箔画、インテリア・ファッションetcに使用されています。今後新たな需要先を求めております。

「新光箔」 当社先代社長山村幾太郎により開発された着色箔の商品名です。長年にわたり伝統工芸の分野にご使用いただいております。大変柔らかく砂子にも向いています。


「サングレート箔」 現社長が、より良い商品をお客様にお届けしたいと願い長年にわたり研究開発した商品です。多様な分野にご使用頂けるよう、加工を施しております。(耐薬品性、耐摩耗性、耐光性に優れております。検査機関のテスト結果でも耐光性・汗・ドライクリーニング(石油系)において全て4〜5等級の報告を受けています。)
特に粉状になっても光沢があります。

「オリエンテート箔」 墨流しのような模様の入った焼き箔です。1枚1枚手作りのため柄と濃淡が一定ではありません。オリエンタル風なクールなカラー純銀箔です。

「パステル箔」 「かわいい箔は出来ないかしら?」そんな発想から生まれたカラー純銀箔です。ギラギラしすぎず、つややかなパール風の輝きで、箔のイメージを一新しました。サングレート箔と併用すると違う表情が楽しめます。

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